プロダクト名をクリックすると、プロダクトの内容を確認頂けます。
複数の観測波長のSD配列(データセット)がある場合は、一部を表示しています。
植生指数等(VGI)[植生指数(NDVI)/ 植生活性度(EVI)/ カゲ指数(SDI)]
Level2プロダクトは、植生指数(NDVI)、植生活性度(EVI)、カゲ指数(SDI)を1つのHDF5ファイルとしてタイル単位で提供します。
Level2統計プロダクトは、個別の物理量プロダクトとしてタイル単位で提供します。
(タイルプロダクトについては、FAQ https://shikisai.jaxa.jp/faq/faq0080_j.htmlをご覧ください。)
Level3プロダクトは、個別の物理量プロダクトとして全球単位で提供します。
G-Portal:HDF5
G-Portal加工要求:GeoTIFF
JASMES:NetCDF4
物理量等
植生指数(NDVI)
植生の被覆を示す指数
分解能
Level2:250m
Level2統計:250m
Level3:1/24deg(4.6km)
物理量等
植生活性度(EVI)
植生の活性を示す指数
分解能
Level2:250m
Level2統計:1km
Level3:1/24deg(4.6km)
地上部バイオマス-植生ラフネス指数(AGB)[地上部バイオマス(AGB)/ 植生ラフネス指数(VRI)]
Level2プロダクトは、地上部バイオマス(AGB)、植生ラフネス指数(VRI)を1つのHDF5ファイルとしてタイル単位で提供します。
Level2統計プロダクトは、個別の物理量プロダクトとしてタイル単位で提供します。
(タイルプロダクトについては、FAQ https://shikisai.jaxa.jp/faq/faq0080_j.htmlをご覧ください。)
Level3プロダクトは、個別の物理量プロダクトとして全球単位で提供します。
G-Portal:HDF5
G-Portal加工要求:GeoTIFF
JASMES:NetCDF4
物理量等
地上部バイオマス(AGB)
植生の地上部の乾燥重量
分解能
Level2:1km
Level2統計:1km
Level3:1/24deg(4.6km)
光合成有効放射吸収&葉面積指数(LAI) [光合成有効放射吸収率(FPAR)/ 葉面積指数(LAI)]
Level2プロダクトは、光合成有効放射吸収率(FPAR)、葉面積指数(LAI)を1つのHDF5ファイルとしてタイル単位で提供します。
Level2統計プロダクトは、個別の物理量プロダクトとしてタイル単位で提供します。
(タイルプロダクトについては、FAQ https://shikisai.jaxa.jp/faq/faq0080_j.htmlをご覧ください。)
Level3プロダクトは、個別の物理量プロダクトとして全球単位で提供します。
G-Portal:HDF5
G-Portal加工要求:GeoTIFF
JASMES:NetCDF4
物理量等
光合成有効放射吸収率(FPAR)
植生が吸収する光合成有効放射(PAR)の割合
分解能
Level2:250m
Level2統計:1km
Level3:1/24deg(4.6km)
地表面温度(LST)
Level2、Level2統計プロダクトは、タイル単位のHDF5ファイルで提供します。
(タイルプロダクトについては、FAQ https://shikisai.jaxa.jp/faq/faq0080_j.htmlをご覧ください。)
Level3プロダクトは、全球単位のHDF5ファイルで提供します。
G-Portal:HDF5
G-Portal加工要求:GeoTIFF
JASMES:NetCDF4
大気補正済陸域反射率(RSRF)
Level2、Level2統計プロダクトは、可視近赤外、短波長赤外等を1つのHDF5ファイルとしてタイル単位で提供します。
(タイルプロダクトについては、FAQ https://shikisai.jaxa.jp/faq/faq0080_j.htmlをご覧ください。)
Level3プロダクトは、個別の物理量プロダクトとして全球単位で提供します。
G-Portal:HDF5
G-Portal加工要求:GeoTIFF
JASMES:NetCDF4
大気上端放射輝度(LTOA)
Level2プロダクトは、可視近赤外、短波長赤外等を1つのHDF5ファイルとしてタイル単位で提供します。
Level2統計プロダクトは、個別の物理量プロダクトとしてタイル単位で提供します。
(タイルプロダクトについては、FAQ https://shikisai.jaxa.jp/faq/faq0080_j.htmlをご覧ください。)
G-Portal:HDF5
G-Portal加工要求:GeoTIFF
JASMES:NetCDF4
しきさいデータのGeoTIFFデータを利用するには、以下の方法があります。
G-Portalから入手したHDF5「しきさい画像」を、地図投影画像に変換し、GeoTIFFファイルで出力する方法を紹介します。
ツール名をクリックすると、ダウンロードサイトへリンクします。
対象プロダクト | 使用ツール | |
---|---|---|
Level2(L2)、Level2統計(L2統計) |
GCOM-C SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール |
G-Portal内の「ツール・ドキュメント」ページにリンクします。 G-portal:Windows, Linux |
Level3(L3) |
QGIS(Quantum GIS)/gdal | 外部サイト:英語版へリンクしますが、画面右の「English ▼」で「日本語」選択で日本語版になります。 Windows、Linux等 |
上記、使用ツールと下記サンプルデータを使ったGeoTIFFファイル出力方法を説明します。
サンプルデータ
G-Portalからのダウンロードをお願いします。
Level2 LST:
2022年08月07日観測 北海道・日本(タイル番号:0428) 夜間
GC1SG1_20220807A01D_T0428_L2SG_LST_Q_3000.h5(4MB)
Level2 LTOA:
2022年05月03日観測 日本海周辺(タイル番号:0528) 昼間
GC1SG1_20220503D01D_T0528_L2SG_LTOAK_2011.h5(42MB)
Level3 LST:
2022年08月月平均 世界 夜間
GC1SG1_20220801A01D_D0000_3MSG_LST_F_3000.h5(11MB)
Windowsの「コマンドプロンプト」等で、「SGLI_geo_map_win.exe」のあるディレクトリへ移動します。
(Windowsの「コマンドプロンプト」は、Windows スタート > Windows システムツール > コマンド プロンプト をクリックすると、起動できます)
下記は、Cドライブ直下のsgli_dataフォルダにSGLI_geo_map_win.exeとデータを格納したdataフォルダがある例です。
コマンドは、Image_data内のSD配列 LSTを地図投影して、LZW圧縮したGeoTIFFファイルとして出力します。
画素値65535を無効値として設定し、attribute(テキスト情報)内のslope、offset値をGDAL_METADATAタグに格納します。
値は、GeoTIFF変換時に一緒に出力されるxmlファイル内の<Slope>、<Offset>タグで確認できます。
>cd C:\sgli_data
>SGLI_geo_map_win.exe C:\sgli_data\data\GC1SG1_20220807A01D_T0428_L2SG_LST_Q_3000.h5 -d Image_data/LST -r 0 -a default -n 65535 -z -o C:\sgli_data
変換されたGeoTIFFファイルに格納されるTag情報については、<GeoTIFF Tag情報>を参照ください。
変換画像をQGISで表示
Windowsの「コマンドプロンプト」等で、「SGLI_geo_map_win.exe」のあるディレクトリへ移動します。
(Windowsの「コマンドプロンプト」は、Windowsスタート > Windows システムツール > コマンドプロンプトをクリックすると、起動できます)
下記は、Cドライブ直下のsgli_dataフォルダにSGLI_geo_map_win.exeとデータを格納したdataフォルダがある例です。
コマンドは、Image_data内のSD配列 Lt_VN03、Lt_VN05、Lt_VN08を地図投影して、LZW圧縮した1つのGeoTIFFファイルとして出力します。
画素値65535を無効値として設定し、attribute(テキスト情報)内のslope、offset値をGDAL_METADATAタグに格納します。
値は、GeoTIFF変換時に一緒に出力されるxmlファイル内の、<Slope>、<Offset>タグで確認できます。
LTOA/RSRFプロダクトや単一ファイルでQA_flagを利用する場合に、複数の配列を1つのGeoTIFFファイルへ出力することができます。
※物理量1ファイルとQA_flagの2ファイルを出力して、QGISで表示する場合は、レイヤプロパティ > シンボロジ > レンダリングタイプを単バンドグレーにして表示します。
>cd C:\sgli_data
>SGLI_geo_map_win.exe C:\sgli_data\data\GC1SG1_20220503D01D_T0528_L2SG_LTOAK_2011.h5 -c VN08,VN05,VN03 -r 0 -a reflectance -n 65535 -z -o
>\sgli_data
変換されたGeoTIFFファイルに格納されるTag情報については、<GeoTIFF Tag情報>を参照ください。
変換画像をQGISで表示
gdalコマンドを利用するため、OSgeo4W Shellを起動します。
(OSgeo4W Shellは、通常のインストールであれば、Windows スタート > QGIS 3.22.8 > OSgeo4W Shell をクリックすると起動できます。)
GeoTIFF変換するデータが格納されているディレクトリに移動します。
下記は、Cドライブ直下のsgli_dataフォルダに変換するデータがある例です。
コマンドは、Image_data内のSD配列 LST_AVEを地図投影して、LZW圧縮したGeoTIFFファイルとして出力します。
画素値65535を無効値として設定し、attribute(テキスト情報)内のslope、offset値をGDAL_METADATAタグに格納します。
slope、offset値は、gdalinfoコマンドやHDFView(ツールのダウンロードが必要です)等で確認できます。
表示例は、<Level2/Level3陸圏プロダクトのSD配列名確認方法>をご覧ください。
>cd C:\sgli_data
>gdal_translate -of GTiff -a_srs EPSG:4326 -a_ullr -180 90 180 -90 -a_nodata 65535 -a_scale 0.02 -a_offset 0 -co COMPRESS=LZW HDF5:"GC1SG1_20220801A01D_D0000_3MSG_LST_F_3000.h5"://Image_data/LST_AVE L3LST_A01M.tif
変換画像をQGISで表示
「GCOM-C SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール」で作成したLSTデータに、QA_flagの情報を適用する例を紹介します。
「GCOM-C SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール」のオプション「-c」で、LSTとQA_flagをGeoTIFFに変換しておきます。
以下のコマンドは、LSTのQAに設定されている1画素内の10bit(残差2K以上)、15bit(入力データなし)目のフラグが「0」のデータを抽出します。フラグは「0」または「1」です。
LSTのQA_flagの情報は、EORC GCOM-Cサイトの「プロダクトとアルゴリズム」(
https://suzaku.eorc.jaxa.jp/GCOM_C/data/update/Algorithm_LST_ja.html)でご確認頂けます。
>cd C:\sgli_data
>gdal_calc -A GC1SG1_20220807A01D_T0428_L2SG_LST_Q_3000_LST_QA_flag.tif --A_band=2 --outfile=LST0428A01D_20220807QA.tif --calc="(((A >> 10) & 1) == 0) * ((A >> 15) == 0) * 1" --NoDataValue=65535
※A >> 10 または、right_shift(A, 10)・・・・Aのある画素値(10進数:18431)「0100011111111111」があったとすると、
10個分右にシフトします。「010001」のデータになります。
※A & 1 または、bitwise_and(A, 1) ・・・・Aの画素値に対して「1」(10進数:1)のビット演算をします。元データの10bitを抽出します。
010001 | (17) | ||
& | 000001 | (1) | |
--------------------- | |||
000001 | (1) |
(0 and 0 --> 0, 1 and 1 --> 1, 0 and 1 --> 0)
※(((A >> 10) & 1) == 0) * ((A >> 15) == 0) * 1 ・・・・・・・10bit目が"0"及び15bit目が"0"を満たせば"1"を割り当てます。
どちらかを満たさなければ、"0"になります。便宜上、"*1"を設定していますが、式を満たせば"1"となりますので、"*1"は設定しなくても支障ありません。
作成したQA_flagデータを用いたLSTデータを作成します。
>gdal_calc -A GC1SG1_20220807A01D_T0428_L2SG_LST_Q_3000_LST_QA_flag.tif --A_band=1 -B LST0428A01D_20220807QA.tif --outfile=LST0428A01D_20220807addQA.tif --calc="(A <= 65534) * (B == 1) * A + (A <= 65534) * (B == 0) * 65535 + (A > 65534) * (B == 1) * 65535 + (A > 65534) * (B == 0) * 65535" --NoDataValue=65535
gdal_editでslope/offsetを設定します。
>gdal_edit -scale 0.002 -offset 0 LST0428A01D_20220807addQA.tif
QA_flagを適用したLST画像をQGISで表示
Level3プロダクトのQA_flagの適用もLevel2と同様です。QA_flagは8bitデータです。必要に応じて適用してください。
以下は、入力データがない画素、エラーフラグのある画素を除外する例です。
>gdal_translate -of GTiff -a_srs EPSG:4326 -a_ullr -180 90 180 -90 -co COMPRESS=LZW HDF5:"GC1SG1_20220801A01M_D0000_3MSG_LST_F_3000.h5"://Image_data/LST_QA_flag L3LST_A01M_QA_flag.tif
>gdal_calc -A L3LST_A01M.tif -B L3LST_A01M_QA_flag_cal.tif --outfile=L3LST_A01M_addQA.tif --calc="(A <= 65534) * (B == 1) * A + (A <= 65534) * (B == 0) * 65535 + (A > 65534) * (B == 1) * 65535 + (A > 65534) * (B == 0) * 65535" --NoDataValue=65535
gdal_editでslope/offsetを設定します。
>gdal_edit -scale 0.02 -offset 0 L3LST_A01M_addQA.tif
QA_flagを適用したLST画像をQGISで表示
SD配列名の詳細については、下記< Level2/Level3陸圏プロダクトのSD配列名>をご覧ください。
詳細については、EORC GCOM-C「標準プロダクトとアルゴリズム」のサイトをご確認ください。
SD配列は、以下の方法でもご確認いただけます。 Level3プロダクトのGeoTIFF変換では、gdalinfoをご利用ください。
gdalinfo | HDFView |
---|---|
QQGISを標準インストールしている場合は、OSGeo4W Shellをご利用ください。 (スタートメニュー > QGIS 3.22.8 > OSGeo4W Shell)バージョン3.22の場合 変換対象のデータがあるディレクトリへ移動して、gdalinfoの後にファイル名を入力します。 Image_data_xxx_Offset, Slopeが、gdalではoffset, scaleに対応します。 「Image_data/」の後ろが配列名です。gdalでの変換には、下線部分を指定します。 |
Level3 LSTの表示例 (1)Image_data内のSD配列名 (2)Geometry_data内のSD配列名(含まれない場合フォルダのみ) (3)LST_AVEの付加情報、slope, offset情報等 |
>gdalinfo GC1SG1_20220801A01M_D0000_3MSG_LST_F_3000.h5
Image_data_LST_AVE_Error_DN=65535 |
プロダクト名 | 物理量等 | ID | 主なSD配列名 | |
---|---|---|---|---|
Level2 | 大気上端輝度 |
大気上端輝度 |
LTOA |
Land_water_flag Land_water_flag Lt_P(1,2)_(0,m60,p60) Lt_P(I,Q,U)(01,02) Lt_SW(01-04) Lt_TI(01,02) Lt_VN(01-11) Lt_VN(08,11)P Statistic_data_(SWI,TIR,VNI) |
大気補正済地表面反射率 |
大気補正済地表面反射率 |
RSRF |
Land_water_flag Angstrom PAR Rp_PL(01,02) Rs_PI(01,02) Rs_SW(01-04) Rs_VN(01-11) Rs_VN(08,11)P SWR Tau_500 Tb_TI(01,02) |
|
植生指数(正規化&拡張) 等 |
拡張植生指数 |
VGI_ |
EVI |
|
正規化植生指数 |
NDVI |
|||
カゲ指数 |
SDI |
|||
地上部バイオマス-植生ラフネス指数 |
地上部バイオマス |
AGB_ |
AGB |
|
植生ラフネス |
VRI |
|||
光合成有効放射吸収&葉面積指数 |
光合成有効放射吸収率 |
LAI_ |
FAPAR |
|
葉面積指数 |
LAI Overstory_LAI |
|||
地表面温度 | 地表面温度 |
LST_ |
E01 E02 LST |
|
Level2統計 | 大気上端輝度 |
大気上端輝度 |
LTOA |
Lt_P(I,Q,U)(01,02) Lt_SW(01-04) Lt_TI(01,02) Lt_VN(01-11) Lt_VN(08,11)P |
陸域反射率 |
陸域反射率 |
RV(01-11) |
Rs_VN(01-11)_AVE |
|
RS(01-04) |
Rs_SW(01-04)_AVE |
|||
RT(01,02) |
Tb_TI(01,02)_AVE |
|||
GEO(V,I,P) |
Relative_azimuth_AVE Sensor_zenith_AVE Solar_zenith_AVE |
|||
RN(08,11) |
Rs_VN(08,11)P_AVE |
|||
RP(01,02) |
Rs_PI(01,02)_AVE |
|||
SWR_ |
SWR_AVE |
|||
拡張植生指数 |
拡張植生指数 |
EVI_ |
EVI_AVE |
|
正規化植生指数 |
正規化植生指数 |
NDVI |
NDVI_AVE |
|
カゲ指数 |
カゲ指数 |
SDI_ |
SDI_AVE |
|
地上部バイオマス |
地上部バイオマス |
AGB_ |
AGB_AVE |
|
植生ラフネス |
植生ラフネス |
VRI_ |
VRI_AVE |
|
光合成有効放射吸収率 |
光合成有効放射吸収率 |
FPAR |
FAPAR_AVE |
|
葉面積指数 |
葉面積指数 |
LAI_ |
LAI_AVE |
|
地表面温度 |
地表面温度 |
LST_ |
LST_AVE |
|
Level3 | 陸域反射率 |
陸域反射率 |
RP(01,02) |
Rs_PI(01,02)_AVE |
RS(01-04) |
Rs_SW(01-04)_AVE |
|||
RV(01-11) |
Rs_VN(01-11)_AVE |
|||
RN(08,11) |
Rs_VN(08,11)P_AVE |
|||
RT(01,02) |
Tb_TI(01,02)_AVE |
|||
SNZV |
Sensor_zenith_AVE |
|||
SNZ(I,P) |
Sensor_zenith_(IR,PL)_AVE |
|||
SLZ(I,V) |
Solar_zenith_AVE |
|||
SLZP |
Solar_zenith_PL_AVE |
|||
RLAV |
Absolute_relative_azimuth_AVE |
|||
RLA(I,P) |
Absolute_relative_azimuth_(IR,PL)_AVE |
|||
拡張植生指数 |
拡張植生指数 |
EVI |
EVI_AVE |
|
正規化植生指数 |
正規化植生指数 |
NDVI |
NDVI_AVE |
|
カゲ指数 |
カゲ指数 |
SDI |
SDI_AVE |
|
地上部バイオマス |
地上部バイオマス |
AGB |
AGB_AVE |
|
植生ラフネス |
植生ラフネス |
VRI |
VRI_AVE |
|
光合成有効放射吸収率 |
光合成有効放射吸収率 |
FPAR |
FAPAR_AVE |
|
葉面積指数 |
葉面積指数 |
LAI |
LAI_AVE |
|
地表面温度 |
地表面温度 |
LST |
LST_AVE |
「GCOM-C SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール」でGeoTIFF変換した時に、同時に作成されるxmlファイルに物理量等変換の係数(slope/offset)が出力されます。
テキストエディタやブラウザで表示します。
以下は、LSTのxmlの例です。
<Slope>、<Offset>の値を「画素値×Slope+Offset」に代入して、画素値の値を物理量に変換します。単位は、ケルビン[K]です。
<Data_description>Sea Surface Temperature[SST]: SST[degree]=DN*Slope+Offset
<Slope>2.000000e-002</Slope>
<Offset>0.000000e+000</Offset>
<Unit>Kelvin</Unit>
gdalコマンドで計算する場合は、以下のコマンドで度[K]に変換された値が格納されます。
Slopeは、「2.000000e-002」のままでも問題ありません。
>gdal_calc -A input.tif --outfile=output.tif --type=Float32 --calc="A * 0.02" --NoDataValue=65535
プロダクトの品質フラグ(QA_Flag)は、16bitまたは8bitの各bitのON(1)、OFF(0)の情報として格納されています。
プロダクトの品質情報は、Ver.3情報の「標準プロダクト&アルゴリズム」
(https://suzaku.eorc.jaxa.jp/GCOM_C/data/product_std_j.html)
の各プロダクトページ「QA_flag情報」で確認いただけます。
ビット番号 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 2 | 1 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
値(例) | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分類 | Tag ID | 名称 | 値 | |
---|---|---|---|---|
TIFF Field | 258 |
BitPerSample |
サンプルビット数 |
32(物理量変換時) 8 or 16 |
259 |
Compression |
圧縮方式 |
1:圧縮なし 5:LZW(圧縮指定時) |
257 |
ImageLength |
イメージ長 |
画像のライン数 |
|
256 |
ImageWidth |
イメージ幅 |
1ライン当たりのピクセル数 |
|
274 |
Orientation |
走査方向 |
1:TopLeft(画像は表示どおりに保存) |
|
262 |
PhotometricInterpretation |
色表現形式 |
1:BlackIsZero(グレースケールイメージの0を黒として表示) |
|
284 |
PlanarConfiguration |
画像格納順 |
1:ピクセル優先モード(画素順次)(例)RGBRGBRGB…… 2:プレーン優先モード(面順次)(例)RRR……GGG……BBB…… |
|
339 |
SampleFormat |
データ種別 |
1:符号なし整数 3:単精度浮動小数点(物理量変換時) |
|
277 |
SamplesPerPixel |
画素サンプル数 |
格納チャンネル/バンド数 | |
278 |
RowsPerStrip |
ストリップあたりのライン数 |
ストリップあたりのイメージデータのライン数。 |
|
42112 |
GDAL_METADATA |
GDAL_METADATA |
設定によりslope, offset値が格納されます。 |
|
42113 |
GDAL_NODATA |
GDAL_NODATA |
GDALライブラリで使用され、透明として扱います。 |
|
GeoKey | 34735 |
GeoKeyDirectoryTag |
GeoKeyディレクトリ |
GeoKeyディレクトリを格納 |
34736 |
GeoDoubleParamsTag |
GeoDoubleパラメータ |
Double値のGeoKeyを格納 |
|
34737 |
GeoAsciiParamsTag |
GeoAsciiパラメータ |
ASCII値のGeoKeyを格納。 |
|
33922 |
ModelTiepointTag |
タイポイント |
タイポイント情報。画像位置(I、J、K)と地理座標(X、Y、Z) (I、J、K、X、Y、Z)で表示。 |
|
33550 |
ModelPixelScaleTag |
ピクセルスケール |
ピクセルの水平、垂直方向の間隔を指定。2次元ではScaleZ=0。 (ScaleX、ScaleY、ScaleZ)で表示。 |
|
1024 |
GTModelTypeGeoKey |
地理座標情報種別 |
1:ModelTypeProjected(投影座標系) 2:ModelTypeGeographic(緯度-経度) |
|
1025 |
GTRasterTypeGeoKey |
ラスター種別 |
1:RasterPixelIsArea(1ピクセルがエリアを表す) |
|
1026 |
GTCitationGeoKey |
CRS引用 |
Geographic(Lat/Lon)/ WGS84 PS / WGS84(PS指定時) |
|
2054 |
GeogAngularUnitsGeoKey |
角度単位/td> |
9102:Degree |
|
2048 |
GeographicTypeGeoKey |
地理座標系種別 |
4326:WGS84 |
|
2049 |
GeogCitationGeoKey |
地理座標系引用 |
WGS 84(gdal変換時) |
|
3072 |
ProjectedCSTypeGeoKey |
投影座標参照系(ユーザ定義) |
32767:ユーザ定義(PS指定時) |
|
3073 |
PCSCitationGeoKey |
投影引用 |
GeoASCII情報 Geographic(Lat/Lon)/ WGS84 PS / WGS84(PS指定時) |
|
3074 |
ProjectionGeoKey |
投影引用 |
32767:ユーザ定義(PS指定時) |
|
3075 |
ProjCoordTransGeoKey |
座標変換方法 |
15:CT_PolarStereographic(PS指定時) |
|
3076 |
ProjLinearUnitsGeoKey |
線形単位 |
9001:Linear_Meter(PS指定時) |
|
3081 |
ProjNatOriginLatGeoKey |
原点緯度 |
7 1(北半球)、-71(南半球)投影面緯度(PS指定時) |
|
3082 |
ProjFalseEastingGeoKey |
投影原点東距 |
0(PS指定時) |
|
3083 |
ProjFalseNorthingGeoKey |
投影原点東距 |
0(PS指定時) |
|
3095 |
ProjStraightVertPoleLongGeoKey |
極から垂直な経度 |
0(PS指定時) |