プロダクト名をクリックすると、プロダクトの内容を確認頂けます。
複数の観測波長のSD配列(データセット)がある場合は、一部を表示しています。
海面水温(SST)
水中特性(クロロフィルa濃度等)(IWPR) [クロロフィルa濃度(CHLA)/ 懸濁物質濃度(TSM)/ 有色溶存有機物吸光係数(CDOM)]
Level2プロダクトは、クロロフィルa濃度(CHLA)、懸濁物質濃度(TSM)、有色溶存有機物吸光係数(CDOM)を1つのHDF5ファイルとしてシーン単位で提供します。
Level3プロダクトは、個別の物理量プロダクトとして提供します。
G-Portal:HDF5
G-Portal加工要求:GeoTIFF(個別ファイル)
JASMES:NetCDF4
物理量等
クロロフィルa濃度(CHLA)
植物プランクトンの主要な光合成色素の水中表層における濃度
分解能
Level2:250m(沿岸のみ)、 1km
Level3:1/24deg(4.6km)
物理量等
懸濁物質濃度(TSM)
水中表層の懸濁物質量を単位水あたりの乾燥重量で表したもので、プランクトンなどの有機物と土壌などの無機物の合わせたもの
分解能
Level2:250m(沿岸のみ)、1km
Level3:1/24deg(4.6km)
正規化海水射出放射輝度等(NWLR)[正規化海水射出放射輝度(NWLR_XXX)/ 光合成有効放射(PAR)/ 大気補正パラメータ(TAUA_XXX)]
Level2プロダクトは、正規化海水射出放射輝度(NWLR_XXX)、光合成有効放射(PAR)、
大気補正パラメータ(TAUA_XXX)を1つのHDF5ファイルとしてシーン単位で提供します。(XXX : 観測波長)
Level3プロダクトは、個別の物理量プロダクトとして全球単位で提供します。
G-Portal:HDF5
G-Portal加工要求:GeoTIFF(個別ファイル)
JASMES:NetCDF4
物理量等
正規化海水射出放射輝度(NWLR_XXX)
海面から射出する放射輝度(雲検知含む)
分解能
Level2 : 250m(沿岸のみ)、1km
Level3 : 1/24deg(4.6km)
物理量等
光合成有効放射(PAR)
植物プランクトンが潜在的に光合成へ利用できる波長400-700nmの海面入射光量の海面における1日あたりの積算値
分解能
Level2 : 250m(沿岸のみ)、1km
Level3 : 1/24deg(4.6km)
しきさいデータのGeoTIFFデータを利用するには、以下の方法があります。
ここでは、G-Portalから入手したHDF5「しきさい画像」を、地図投影画像に変換し、GeoTIFFファイルで出力する方法を紹介します。
ツール名をクリックすると、ダウンロードサイトへリンクします。
対象プロダクト | 使用ツール | |
---|---|---|
Level2(L2) |
GCOM-C SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール |
G-Portal内の「ツール・ドキュメント」ページにリンクします。 G-portal:Windows, Linux |
Level3(L3) |
QGIS(Quantum GIS)/gdal | 外部サイト:英語版へリンクしますが、画面右の「English ▼」で「日本語」選択で日本語版になります。 Windows、Linux等 |
GCOM-C SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツールでGeoTIFF出力して、QGISで表示した例。
ディセンディング(D)/昼間の画像
アセンディング(A)/夜間の画像
経度180度跨ぎ(デフォルト:等緯度経度)
経度180度跨ぎ(地図投影法:PS)
上記、使用ツールと下記サンプルデータを使ったGeoTIFFファイル出力方法を説明します。
サンプルデータ
G-Portalからのダウンロードをお願いします。
Level2 SST:
2022年09月09日観測 日本周辺 昼間
GC1SG1_202209090139J05310_L2SG_SSTDK_3001.h5(4MB)
Level2 NWLR:
2022年05月18日観測 日本周辺 昼間
GC1SG1_202205180155K05910_L2SG_NWLRK_3000.h5(17MB)
Level3 CHLA:
2022年07月月平均 世界 昼間
GC1SG1_20220701D01M_D0000_3MSG_CHLAF_3000.h5(19MB)
Windowsの「コマンドプロンプト」等で、「SGLI_geo_map_win.exe」のあるディレクトリへ移動します。
(Windowsの「コマンドプロンプト」は、Windows スタート > Windows システムツール > コマンド プロンプト をクリックすると、起動できます)
下記は、Cドライブ直下のsgli_dataフォルダにSGLI_geo_map_win.exeとデータを格納したSSTフォルダがある例です。
コマンドは、Image_data内のSD配列 SSTを地図投影して、LZW圧縮したGeoTIFFファイルとして出力します。
画素値65535を無効値として設定し、attribute(テキスト情報)内のslope、offset値をGDAL_METADATAタグに格納します。
値は、GeoTIFF変換時に一緒に出力されるxmlファイル内の<Slope>、<Offset>タグで確認できます。
>cd C:\sgli_data
>SGLI_geo_map_win.exe c:\sgli_data\SST\GC1SG1_202209090139J05310_L2SG_SSTDK_3001.h5 -d Image_data/SST -a default -n 65535 -z -o c:\sgli_data
変換されたGeoTIFFファイルに格納されるTag情報については、<GeoTIFF Tag情報>を参照ください。
この変換では、エラー値等は除外されていませんので、GeoTIFF変換時に作成されるXMLファイルやSD配列 QA_flagの画素ごとの情報を使って無効値にします。
QA_flagから雲の影響が少ないSST画像を作成するには、QA_flag適用のgdalコマンド例をご覧ください。
画像の疑似カラー化については、以下のFAQをご覧ください。
https://shikisai.jaxa.jp/faq/faq0053_j.html
変換画像をQGISで表示
左下のレイヤ情報では、温度に変換された値が表示されます。有効値範囲外の値も変換されます。
Windowsの「コマンドプロンプト」等で、「SGLI_geo_map_win.exe」のあるディレクトリへ移動します。
(Windowsの「コマンドプロンプト」は、Windowsスタート > Windows システムツール > コマンドプロンプトをクリックすると、起動できます)
下記は、Cドライブ直下のsgli_dataフォルダにSGLI_geo_map_win.exeとデータを格納したNWLRフォルダがある例です。
コマンドは、Level2正規化海水射出放射輝度等プロダクトのImage_data内のSD配列、NWLR_670、NWLR_565、NWLR_490を地図投影して、GeoTIFFファイルとしてそれぞれ出力します。
画素値65535を無効値として設定して出力します。
個別に出力したGeoTIFFファイルを、gdal(QGIS)コマンドで3ファイルを1つのGeoTIFFに格納します。
最後にattribute(テキスト情報)内のslope、offset値をGDAL_METADATAタグに格納し、LZWで圧縮します。
はじめに、1つにまとめたいImage_data SD配列を、個別にGeoTIFF変換します。ここでは、RGB合成のための3ファイル分です。
変換が終われば、コマンドプロンプトは閉じてください。
>cd C:\sgli_data
>SGLI_geo_map_win.exe c:\sgli_data\NWLR\GC1SG1_202205180155K05910_L2SG_NWLRK_3000.h5 -d Image_data/NWLR_490 -a default -n 65535 -o c:\sgli_data\NWLR
>SGLI_geo_map_win.exe c:\sgli_data\NWLR\GC1SG1_202205180155K05910_L2SG_NWLRK_3000.h5 -d Image_data/NWLR_565 -a default -n 65535 -o c:\sgli_data\NWLR
>SGLI_geo_map_win.exe c:\sgli_data\NWLR\GC1SG1_202205180155K05910_L2SG_NWLRK_3000.h5 -d Image_data/NWLR_670 -a default -n 65535 -o c:\sgli_data\NWLR
変換されたGeoTIFFファイルに格納されるTag情報については、<GeoTIFF Tag情報>を参照ください。
次に、OSgeo4W Shellを起動します。
(OSgeo4W Shellは、通常のインストールであれば、Windowsスタート > QGIS 3.22.8 > OSgeo4W Shellをクリックすると起動できます。上記のGeoTIFF出力ツールも「OSgeo4W Shell」から利用できます。)
上記で作成した3ファイルを、NWLR_670に赤、NWLR_565に緑、NWLR_490に青を割当てて格納します。
>cd c:\sgli_data\NWLR
>gdal_merge -separate -of GTiff -a_nodata 65535 -ot UInt16 -co COMPRESS=LZW -o NWLR_R670_G565_B490.tif
GC1SG1_202205180155K05910_L2SG_NWLRK_3000_NWLR_670.tif
GC1SG1_202205180155K05910_L2SG_NWLRK_3000_NWLR_565.tif
GC1SG1_202205180155K05910_L2SG_NWLRK_3000_NWLR_490.tif
物理量等の変換係数(slope/offset)は、以下のコマンドで指定します。
>gdal_edit -scale 0.0012 0.0012 0.0012 -offset -10 -10 -10 NWLR_R670_G565_B490.tif
合成画像をQGISで表示
gdalコマンドを利用するため、OSgeo4W Shellを起動します。
(OSgeo4W Shellは、通常のインストールであれば、Windowsスタート > QGIS 3.22.8 > OSgeo4W Shellをクリックすると起動できます。)
GeoTIFF変換するデータが格納されているディレクトリに移動します。
下記は、Cドライブ直下のsgli_dataフォルダに変換するデータがある例です。
コマンドは、Image_data内のSD配列 CHLA_AVEを地図投影して、LZW圧縮したGeoTIFFファイルとして出力します。
画素値65535を無効値として設定し、attribute(メタ情報)内のslope、offset値をGDAL_METADATAタグに格納します。
slope、offset値は、gdalinfoコマンドやHDFView(ツールのダウンロードが必要です)等で確認できます。
表示例は、<Level2/Level3海洋プロダクトのSD配列名確認方法>をご覧ください。
>cd C:\sgli_data
>gdal_translate -of GTiff -a_srs EPSG:4326 -a_ullr -180 90 180 -90 -a_nodata 65535 -a_scale 0.0016 -a_offset 0 -co
COMPRESS=LZW HDF5:"GC1SG1_20220701D01M_D0000_3MSG_CHLAF_3000.h5"://Image_data/CHLA_AVE L3CHLA_output.tif
変換画像をQGISで表示
左下のレイヤ情報では、物理量値(mg m^-3)に変換された値が表示されます。
GCOM-C SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール」で作成したSSTデータに、QA_flagの情報を適用する例を紹介します。
SST同様、Image_data内のQA_flagを「GCOM-C SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール」でGeoTIFFに変換しておきます。
以下のコマンドは、SSTのQAに設定されている1画素内の13bit(Acceptable)、14bit(Good)目のフラグが「1」のデータを抽出します。フラグは「0」または「1」です。
SSTのQA_flagの情報は、EORC GCOM-Cサイトの「プロダクトとアルゴリズム」(
https://suzaku.eorc.jaxa.jp/GCOM_C/data/update/Algorithm_SST_ja.html)
でご確認頂けます。
>cd C:\sgli_data
>gdal_calc -A GC1SG1_202209090139J05310_L2SG_SSTDK_3001_QA_flag.tif --outfile=SST_QA_flag.tif --calc="(bitwise_and(right_shift(A, 13), 3) > 0) * 1" --NoDataValue=65535
※right_shift(A, 13)・・・・Aのある画素値(10進数:18431)「0100011111111111」があったとすると、13個分右にシフトします。「010」のデータになります。(A >> 13)で置き換えできます。
※bitwise_and(A, 3) ・・・・Aの画素値に対して「11」(10進数:3)のビット演算をします。元データの13,14bitを抽出します。(A & 3)で置き換えできます。
010 | (2) | ||
bitwise_and | 011 | (3) | |
--------------------- | |||
010 | (2) |
(0 and 0 --> 0, 1 and 1 -->1, 0 and 1 --> 0)
※(A > 0)* 1 ・・・・・・・Aの値が"0"より大きければ"1"を割り当てます。(A > 0)式を満たさなければ、"0"になります。 便宜上、"*1"を設定していますが、式を満たせば"1"となりますので、"*1"は設定しなくても支障ありません。
作成したQA_flagデータを用いて雲の影響のないSSTデータを作成します。
>cd C:\sgli_data
>gdal_calc -A GC1SG1_202209090139J05310_L2SG_SSTDK_3001_SST.tif -B SST_QA_flag.tif --outfile=SST_QA.tif --calc="(A > 65531) * 65535 + (A <= 65531) * (B == 0) * 65535 + (A <= 65531) * (B == 1) * A" --NoDataValue=65535
gdal_editでslope/offsetを設定します。
>gdal_edit -scale 0.0012 -offset -10 SST_QA.tif
QA_flagを適用したSST画像をQGISで表示
Level3プロダクトのQA_flagの適用もLevel2と同様です。QA_flagは8bitデータです。
以下は、入力データがない画素、エラーフラグのある画素を除外する例です。
>gdal_translate -of GTiff -a_srs EPSG:4326 -a_ullr -180 90 180 -90 -co COMPRESS=LZW HDF5:"GC1SG1_20220701D01M_D0000_3MSG_CHLAF_3000.h5"://Image_data/CHLA_QA_flag L3CHLA_QA_flag_output.tif
>gdal_calc -A L3CHLA_QA_flag_output.tif --outfile=L3CHLA_QA_flag_output2.tif --calc="(A > 253) * 0 + (A <= 253) * 1"
>gdal_calc -A L3CHLA_output.tif -B L3CHLA_QA_flag_output2.tif --outfile=L3CHLA_QA_output.tif --calc="(A > 65534) * 65535 + (A <= 65534) * (B == 0) * 65535 + (A <= 65534) * (B == 1) * A" --NoDataValue=65535
>gdal_edit -scale 0.0016 L3CHLA_QA_output.tif
QA_flagを適用したCHLA画像をQGISで表示
>
SD配列名については、下記<Level2/Level3海洋プロダクトのSD配列名>をご覧ください。
詳細については、EORC GCOM-C「標準プロダクトとアルゴリズム」のサイトをご確認ください。
SD配列は、以下の方法でご確認いただけます。Level3プロダクトのGeoTIFF変換では、gdalのgdalinfoをご利用ください。
gdalinfo | HDFView |
---|---|
QGISを標準インストールしている場合は、OSGeo4W Shellをご利用ください。 (スタートメニュー > QGIS 3.22.8 > OSGeo4W Shell)バージョン3.22の場合 変換対象のデータがあるディレクトリへ移動して、gdalinfoの後にファイル名を入力します。 Image_data_xxx_Offset, Slopeが、gdalではoffset, scaleに対応します。 SUBDATASETの「Image_data/」の後ろがSD配列名です。gdalでの変換には、下線部分を指定します。 |
Level3 CHLAの表示例 (1)Image_data内のSD配列名 (2)Geometry_data内のSD配列名(含まれない場合フォルダのみ) (3)CHLA_AVEの付加情報、slope, offset情報等 |
>gdalinfo GC1SG1_20220701D01M_D0000_3MSG_CHLAF_3000.h5
Image_data_CHLA_AVE_Error_DN=65535 |
プロダクト名 | 物理量等 | ID | 主なSD配列名 | |
---|---|---|---|---|
L2 | 正規化海水射出放射輝度 等 |
正規化海水射出放射輝度 |
NWLR |
NWLR_380, NWLR_412 NWLR_443, NWLR_490 NWLR_530, NWLR_565, NWLR_670 |
光合成有効放射 |
PAR |
|||
大気補正パラメータ |
TAUA_670, TAUA_865 |
|||
水中特性(クロロフィルa濃度 等) |
有色溶存有機物吸光係数 |
IWPR |
CDOM |
|
クロロフィルa濃度 |
CHLA |
|||
懸濁物質濃度 |
TSM |
|||
海面水温 |
海面水温 |
SST_ |
SST Cloud_probability |
|
L3 | 正規化海水射出放射輝度(380nm) |
正規化海水射出放射輝度 |
L380 |
L380_AVE |
正規化海水射出放射輝度(412nm) |
L412 |
L412_AVE |
||
正規化海水射出放射輝度(443nm) |
L443 |
L443_AVE |
||
正規化海水射出放射輝度(490nm) |
L490 |
L490_AVE |
||
正規化海水射出放射輝度(530nm) |
L530 |
L530_AVE |
||
正規化海水射出放射輝度(565nm) |
L565 |
L565_AVE |
||
正規化海水射出放射輝度(670nm) |
L670 |
L670_AVE |
||
光合成有効放射 |
光合成有効放射 |
PAR_ |
PAR_AVE |
|
大気補正パラメータ(670nm) |
大気補正パラメータ |
T670 |
T670_AVE |
|
大気補正パラメータ(865nm) |
T865 |
865_AVE |
||
クロロフィルa濃度 |
クロロフィルa濃度 |
CHLA |
CHLA_AVE |
|
懸濁物質濃度 |
懸濁物質濃度 |
TSM_ |
TSM_AVE |
|
有色溶存有機物吸光係数 |
有色溶存有機物吸光係数 |
CDOM |
CDOM_AVE |
|
海面水温 |
海面水温 |
SST_ |
SST_AVE |
「GCOM-C SGLI地図投影・GeoTIFF出力ツール」でGeoTIFF変換した時に、同時に作成されるxmlファイルに物理量等変換の係数(slope/offset)が出力されます。
テキストエディタやブラウザで表示します。
以下は、SSTのxmlの例です。
<Data_description>内の計算式に、<Slope>、<Offset>の値を代入して、画素値の値を物理量に変換します。単位は、度[degree]です。
<Data_description>Sea Surface Temperature[SST]: SST[degree]=DN*Slope+Offset</Data_description>
<Slope>1.200000e-003</Slope>
<Offset>-1.000000e+001</Offset>
gdalコマンドで計算する場合は、以下のコマンドで度[degree]に変換された値が格納されます。
Splope,Offset値は、「1.200000e-003, -1.000000e+001」のままでも問題ありません。
>gdal_calc -A input.tif --outfile=output.tif --type=Float32 --calc="A * 0.0012 - 10" --NoDataValue=65535
プロダクトの品質フラグ(QA_Flag)は、16bitまたは8bitの各bitのON(1)、OFF(0)の情報として格納されています。
プロダクトの品質情報は、Ver.3情報の「標準プロダクト&アルゴリズム」
(
https://suzaku.eorc.jaxa.jp/GCOM_C/data/product_std_j.html
)の各プロダクトページ「QA_flag情報」で確認いただけます。
ビット番号 | 15 | 14 | 13 | 12 | 11 | 10 | 9 | 8 | 7 | 6 | 5 | 4 | 3 | 2 | 2 | 1 | 0 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
値(例) | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分類 | Tag ID | 名称 | 値 | |
---|---|---|---|---|
TIFF Field | 258 |
BitPerSample |
サンプルビット数 |
8 or 16 32(物理量変換時) |
259 |
Compression |
圧縮方式 |
1:圧縮なし 5:LZW(圧縮指定時) |
|
257 |
ImageLength |
イメージ長 |
画像のライン数 |
|
256 |
ImageWidth |
イメージ幅 |
1ライン当たりのピクセル数 |
|
274 |
Orientation |
走査方向 |
1:TopLeft(画像は表示どおりに保存) |
|
262 |
PhotometricInterpretation |
色表現形式 |
1:BlackIsZero(グレースケールイメージの0を黒として表示) |
|
284 |
PlanarConfiguration |
画像格納順 |
1:ピクセル優先モード(画素順次)(例)RGBRGBRGB…… 2:プレーン優先モード(面順次)(例)RRR……GGG……BBB…… |
|
339 |
SampleFormat |
データ種別 |
1:符号なし整数 3:単精度浮動小数点(物理量変換時) |
|
277 |
SamplesPerPixel |
画素サンプル数 |
格納チャンネル/バンド数 |
|
278 |
RowsPerStrip |
ストリップあたりのライン数 |
ストリップあたりのイメージデータのライン数。 |
|
42112 |
GDAL_METADATA |
GDAL_METADATA |
設定によりslope, offset値が格納されます。 |
|
42113 |
GDAL_NODATA |
GDAL_NODATA |
GDALライブラリで使用され、透明として扱います。 |
|
GeoKey | 34735 |
GeoKeyDirectoryTag |
GeoKeyディレクトリ |
GeoKeyディレクトリを格納 |
34736 |
GeoDoubleParamsTag |
GeoDoubleパラメータ |
Double値のGeoKeyを格納 |
|
34737 |
GeoAsciiParamsTag |
GeoAsciiパラメータ |
ASCII値のGeoKeyを格納。 |
|
33922 |
ModelTiepointTag |
タイポイント |
タイポイント情報。画像位置(I、J、K)と地理座標(X、Y、Z) (I、J、K、X、Y、Z)で表示。 |
|
33550 |
ModelPixelScaleTag |
ピクセルスケール |
ピクセルの水平、垂直方向の間隔を指定。2次元ではScaleZ=0。 (ScaleX、ScaleY、ScaleZ)で表示。 |
|
1024 |
GTModelTypeGeoKey |
地理座標情報種別 |
1:ModelTypeProjected(投影座標系) 2:ModelTypeGeographic(緯度-経度) |
|
1025 |
GTRasterTypeGeoKey |
ラスター種別 |
1:RasterPixelIsArea(1ピクセルがエリアを表す) |
|
1026 |
GTCitationGeoKey |
CRS引用 |
Geographic(Lat/Lon)/ WGS84 PS / WGS84(PS指定時) |
|
2054 |
GeogAngularUnitsGeoKey |
角度単位 |
9102:Degree |
|
2048 |
GeographicTypeGeoKey |
地理座標系種別 |
4326:WGS84 |
|
2049 |
GeogCitationGeoKey |
地理座標系引用 |
WGS 84(gdal変換時) |
|
3072 |
ProjectedCSTypeGeoKey |
投影座標参照系(ユーザ定義) |
32767:ユーザ定義(PS指定時) |
|
3073 |
PCSCitationGeoKey |
投影引用 |
GeoASCII情報 Geographic(Lat/Lon)/ WGS84 PS / WGS84(PS指定時) |
|
3074 |
ProjectionGeoKey |
投影方式 |
32767:ユーザ定義(PS指定時) |
|
3075 |
ProjCoordTransGeoKey |
座標変換方法 |
15:CT_PolarStereographic(PS指定時) |
|
3076 |
ProjLinearUnitsGeoKey |
線形単位 |
9001:Linear_Meter(PS指定時) |
|
3081 |
ProjNatOriginLatGeoKey |
原点緯度 |
71(北半球)、-71(南半球) 投影面緯度(PS指定時) |
|
3082 |
ProjFalseEastingGeoKey |
投影原点東距 |
0(PS指定時) |
|
3083 |
ProjFalseNorthingGeoKey |
投影原点北距 |
0(PS指定時) |
|
3095 |
ProjStraightVertPoleLongGeoKey |
極から垂直な経度 |
0(PS指定時) |