よくある質問(FAQ)

    Q
    パス・ シーン定義
    A
    • パス番号
    • 衛星が昇交点から北極、南極を通過して再び昇交点に到達するまでを1単位として、回帰周回数まで隣接軌道間隔で西向きに番号を付加します。
      GCOM-C の回帰日数は 34 日であり、1 回帰の周回数は 485 となります。

    • シーン番号
    • レベル 1 処理を実施する単位をシーンと呼びます。VNR-NP および IRS では、1 シーンは昇交点を起点として衛星の 1 周回を 24 分割した範囲とし、周回ごとに定義します。
      昇交点以降、観測時刻の最も早い時刻のシーン番号を 01 とし、以降、シーンごとに 1 ずつカウントアップします。1 シーンを複数のプロダクトに分割した場合には、もともとは 1 つのシーンであるため、同じシーン番号のプロダクトが複数作成されます。
      VNR-PL については、1 シーンは 1 周回中の日照観測域をすべて含む範囲と定義します。そのため、シーン番号は 00 固定となります。

    パス番号で経度方向を決め、シーン番号で緯度方向を決めるイメージです。
    詳細はこちらをご覧ください。
    また、パス軌道を図示するツールもご利用いただけます。
    他の投影法についてはFAQ「プロダクト種別ごとの地図投影について」、タイルプロダクトについてはFAQ「タイルプロダクトとは」も併せてご参照ください。
    また、日本周辺の絞り込みについてはFAQ「日本周辺域の観測日と観測時刻を知りたい」をご覧ください。
    2024/11/22 更新